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遠賀町高齢者保健福祉計画(案)に対するパブリックコメントの結果
令和5年12月25日から令和6年1月19日まで実施したパブリックコメントで寄せられた意見と、それに対する遠賀町としての考え方をお知らせします。
遠賀町高齢者保健福祉計画
意見1
特養ホームを増設して、介護難民の解消をはかること。
意見1に対する回答
特別養護老人ホームの増設に関しては、高齢者保健福祉計画の中で謳うことではありませんが、特別養護老人ホームなどの入所施設に関しては、福岡県介護保険広域連合介護保険事業計画等の中で、現待機者数や利用者数の推計に応じて、計画していかなくてはなりません。
既に遠賀町内には、特別養護老人ホームが北部と南部それぞれ1施設あります。さまざまな形態・種別の施設の利用者数や推計、待機者数の実態に応じ、どういった施設が遠賀町に必要かを協議しながら、必要な施設や不足する施設を今後も県に要望していきます。
意見2
低所得で体調に不安があり、様々な理由から同居家族がいない高齢者を低廉な費用で住まわせる「軽費老人ホーム」を増設すること。
意見2に対する回答
軽費老人ホームの増設に関しても、高齢者保健福祉計画の中で謳うことではなく、軽費老人ホームや養護老人ホームの整備が必要であれば、そのサービス量を適正に見込み、福岡県介護保険広域連合介護保険事業計画等に定められなければなりません。
軽費老人ホームと同様に、経済的事情や家族・住居などの環境上の事情により、在宅での生活が困難な人のための措置施設として、遠賀町内には養護老人ホームもあり、こちらは現在空床がございます。
また、遠賀郡内には軽費老人ホームが2施設あり、遠賀町に住んでいる人も希望があれば入居できます。
意見3
民間賃貸住宅に暮らす高齢者に対し家賃補助制度を創設すること。
意見3に対する回答
民間賃貸住宅に暮らす高齢者で、経済的事情により家賃が負担になっている場合には、町営住宅や県営住宅などの公営住宅の紹介や家計相談機関への紹介、その他サービスの紹介等を行っていきます。「第2次遠賀町地域福祉計画」に掲げる目標「包括的な相談・支援の体制づくり」のとおり、高齢者に限らず、障がい者、子ども、子育て、生活困窮等、個々の事情に合わせて一人一人を大切に、本人に寄り添った相談・支援を行っていきます。