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避難情報の種類
避難情報について
近年の災害は同時多発的かつ高範囲に甚大な被害が発生しています。
平成30年8月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループでは「住民が『自らの命は自らが守る』」という方向性が示され、避難情報等を5段階の警戒レベルに整理し、わかりやすく情報提供できるよう改善しました。しかし、令和元年台風19号においても避難しなかった、避難が遅れたことによる被災や屋外移動中の被災が多かったことを受け、内閣府が警戒レベルの見直しを行い、令和3年5月に「避難情報に関するガイドライン」を改定しました。
災害発生時において、これらの情報が発令された場合は、速やかに避難等の行動を開始してください。
警戒レベルの内容
警戒レベル1 早期注意情報
発令される状況:今後の気象状況が悪化のおそれあり
- 災害への心構えを一段と高めましょう。
- 避難時持ち出し品を確認しましょう。
警戒レベル2 大雨・洪水・高潮注意報
発令される状況:気象状況の悪化あり
- ハザードマップ等で自宅周辺等の災害リスクを再確認しましょう。
- 避難情報の把握手段を再確認しましょう。
警戒レベル3 高齢者等避難
発令される状況:災害のおそれあり
- いつでも避難できるよう準備をしましょう。
- 避難に時間のかかる高齢者や要配慮者は危険な場所から避難しましょう。
- 身の危険を感じる人は、避難を開始しましょう。
警戒レベル4 避難指示
発令される状況:災害のおそれ高い
- 危険な場所から全員避難しましょう。
- 避難場所へ避難をしましょう。
- 地下空間にいる人は、急いで安全な場所へ避難しましょう。
~~~~<警戒レベル4までに必ず避難!!!>~~~~
警戒レベル5 緊急安全確保
発令される状況:災害発生又は切迫(必ず発令される情報ではない)
- 命の危険 直ちに安全を確保してください。
- まだ避難していない場合は直ちに安全な場所へ避難してください。
- 外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、自宅内のより安全な場所に避難してください。