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遠賀町役場イクボス宣言
令和元年度イクボス宣言
宣言書に署名する古野町長
令和元年7月9日、町管理職の見守る中、古野町長・新任課長が「イクボス宣言」を行いました。
遠賀町役場では、平成29年度から「イクボス宣言」を実施しており、今年度で3回目になります。
宣言後、古野町長は「同じ組織の長として、『更に前へ、共に前へ』、働き方改革に取り組んでほしい」と管理職に対しトップとしての決意を述べました。
宣言者:古野町長(前列左から4番目)、藤井住民課長(同左から3番目)
宣言の内容
私は、職場で共に働く部下のワーク・ライフ・バランスとキャリア形成を支援するとともに、仕事の成果を出しつつ、自らも仕事と生活の両立を楽しむことを宣言します。
- すべての部下が、子育て・介護・地域活動などの生活と仕事を両立できるよう、ともに支え合う職場風土を築いていきます。
- 子育てや介護など、両立しながら頑張っている部下を応援し、勤務時間内でいかに成果を上げているかを正当に評価します。
- 両立のための支援制度を把握し、自ら部下に取得を促します。
- 異動や業務分担など、部下の家庭生活に大きく影響を及ぼすものは、本人のキャリア形成にもつながるよう配慮します。
- 部下のワーク・ライフ・バランスを実現させるため、会議の短縮や書類の削減、意思決定の迅速化、業務の効率化や共有化を進めます。
- 時代や環境の変化にポジティブに対応できるよう、何でも話し合えるような風通しの良い職場を目指します。
- ボス自らが、仕事、家庭生活、地域活動など、ワーク・ライフ・バランスを重視し、楽しみます。
- 組織の長として求められる責務を果たし、成果をあげていきます。
- (各自、イクボス研修を受講後、職場に合った内容を作成しています。)
「遠賀町役場イクボス宣言」働き方改革に取り組みます!
平成29年11月6日、職員の働き方に対する意識改革を目的に、NPO法人ファザーリング・ジャパン九州副代表理事の小津智一さんを講師に迎え、「イクボス研修」を実施しました。イクボスの重要性やあり方について理解を深めた後、町長・副町長・教育長の3役をはじめ、管理職全員が「イクボス宣言」を行いました。
組織のトップが率先してワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を推進し、働きやすい・働きがいのある職場環境を整備することで、少子高齢化・共働き世帯の増加など社会環境やライフスタイルの変化に対応した「住民サービス」の向上を目指します。
また、町内事業所等に「イクボス」の輪を広げ、住民のみなさんがこれまで以上にいきいきと暮らすことができるよう努めていきます。
イクボス研修(1)
イクボス研修(2)
宣言者:原田前町長(前列左から3番目)、行事副町長(同左から4番目)
中尾教育長(同左から2番目)、全管理職(課長、局長)
「イクボス」とは
職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績と結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことです。
「イクボス」の取り組みは、NPO法人ファザーリング・ジャパンが提唱、推進しています。