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遠賀町地域防災計画(案)に対するパブリックコメントの結果
令和5年12月25日から令和6年1月19日まで実施したパブリックコメントで寄せられた意見と、それに対する遠賀町としての考え方をお知らせします。
意見1
越水が憂慮される箇所には、越水してもすぐに破堤しない耐越水堤防を整備すること
意見1に対する回答
ご指摘の河川における越水が憂慮される箇所とは、国が定めた「重要水防箇所(堤防)」を指していると考えられますが、その取扱いは国・県・自治体等の各関係機関で対応を含めた連携が図られており、本町における該当箇所は重点水防区間が1箇所、越水Aランクが8箇所、越水Bランクが15箇所あります。
指定されたすべての箇所は国が定めていることから、国土交通省遠賀川河川事務所に問い合わせた結果、遠賀川と西川ともに「越水の可能性がある特に危険な堤防箇所」との解釈ではなく、越水のおそれがあるときに「注意して巡視などを行う巡回箇所」であるとの回答でした。
町といたしましては、引き続き各関係機関との情報連携を基に様々な観点から整備の必要性を検討し、必要に応じた対策を実施してまいります。
意見2
液状化ハザードマップを作成してはどうか
意見2に対する回答
本町の地震に係る液状化の想定については、平成24年3月に福岡県が作成した「地震に関する防災アセスメント調査」において、町内全域に渡る危険度が「液状化危険度分布図」として存在しているところです。
現時点で、福岡県内に液状化ハザードマップを自治体単独で作成している事例はなく、本町においても同様に作成の予定はありません。