ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 環境・ペット > 公害 > 光化学スモッグQ&A

本文

光化学スモッグQ&A

ページID:0001307 更新日:2021年8月30日更新 印刷ページ表示

光化学オキシダント注意報警報発令状況

Q.光化学スモッグ(光化学オキシダント)って何?

A.工場の煙や自動車の排出ガスなどに含まれる窒素酸化物や炭化水素などが、太陽の紫外線により光化学反応を起こし、光化学オキシダント(OX)という有害な物質が生成されます。この物質によるスモッグを光化学スモッグといい、ある濃度以上になると目がチカチカしたり、のどが痛くなったりすることがあります。

Q.光化学オキシダントが発生しやすい時期や気象条件は?

A.4月から9月にかけて光化学オキシダント(OX)濃度が上昇します。また、日差しが強く、気温が高く、風の弱い日に発生しやすく、特に、遠くの山や建物がいつもより見えにくいなど、もやのかかったような視界の悪い日には、十分注意が必要です。

Q.注意報が発令されたら、どうすればいいの?

A.外出を控え、野外での激しい運動は止めましょう。目やのどに刺激を感じた人は、洗眼やうがいを行い、症状に応じて医療機関の診断を受けてください。

Q.被害を受けた場合はどうするの?

A.光化学オキシダント(OX)の濃度は室内では低いので、洗眼やうがいを行った後、室内で安静を保ってください。また、症状に応じて医療機関の診断を受けてください。
なお、県では、被害状況の調査を行っていますので、被害を受けた場合は、福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所か遠賀町役場住民課に連絡をお願いします。

  • 福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所 環境指導課 Tel0940-36-6322
  • 遠賀町役場 住民課 環境衛生係 Tel093-293-1234

Q.光化学オキシダント注意報の発令基準は?

A.光化学オキシダント(OX)高濃度汚染発生時における緊急時の区分は、その出現状況に応じて、次の3区分に分かれています。

注意報

 発令対象地域内で濃度が0.12ppm以上が出現し、発令対象地域の他の1基準測定点以上で0.10ppm以上が出現した場合で、気象条件から見て、0.12ppm以上の状態が継続すると認められる場合に行う。

警報

 基準測定点において、濃度が0.24ppm以上であり、気象条件からみて、その状態が継続すると考えられる時。

重大警報

 基準測定点において、濃度が0.40ppm以上であり、気象条件から見て、その状態が継続すると考えられる時。

Q.測定はどこで行っているの?

A.遠賀町には、大気測定局はありませんが、近隣では八幡西区や宗像市で測定を行っています。
光化学オキシダント注意報は、県知事が気象条件、地理的条件等を考慮して、当該措置を必要と認める地域を判断して、発令します。

Q.現在の光化学オキシダント注意報の発令状況や大気測定局のオキシダント濃度の数値を知る事はできないの?

A.環境省提供の環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」で、日本全国の「光化学オキシダント注意報・警報発令状況」、「大気常時監視時報値」をお知らせしています。携帯電話からもアクセスできますので、ご活用ください。

Q.「防災メール・まもるくん」による光化学オキシダント注意報等発令の情報メール配信とは?

A.「防災メール・まもるくん」とは、気象情報の発表に合わせて県内の地震・津波・台風情報、注意報、警報情報を配信するメール配信システムです。
「防災メール・まもるくん」は、光化学オキシダント注意報等の発令情報を、福岡県から直接配信します。