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河川や池の水質検査結果

ページID:0044598 更新日:2023年11月28日更新 印刷ページ表示

 遠賀町では、水質保全の参考とするため、河川や池の水質検査を年2回実施しています。
 令和5年8月29日に実施した全13カ所の水質検査の結果、次の河川や池で環境基準を超えていましたが、人為的な汚染の進行を示すものではありませんでした。
 今後も経過観察していきます。

​​検査結果(令和5年8月29日実施分)

西川・虫生津橋(遠賀町浅木)

 BOD、SS、大腸菌数の基準超過が見られました。
 水位が低い状態での採水であったため、川底の堆積物 の流入などが数値に影響したものと推測されます。

山田川(遠賀町浅木)

 pH値の基準超過が見られました。、水質がアルカリ 性に傾いており、植物性プランクトンなどの光合成が 影響したものと推測されます。

蟹喰池(遠賀町大字尾崎)

 COD、全リンの基準超過が見られました。土壌 などの地質由来の影響のほか、閉鎖水域で池への流入 水が少ないことから、草木や落ち葉の腐食物が滞留し、 数値に影響したものと推測されます。富栄養化の進行が懸念されます。

添ヶ谷池(遠賀町若葉台)

 CODの基準超過が見られました。土壌などの地質由 来の影響のほか、閉鎖水域で池への流入水が少ないこと から、草木や落ち葉の腐食物が滞留し、数値に影響した ものと推測されます。富栄養化の進行が懸念されます。

検査項目の用語解説

BOD(生物化学的酸素要求量)

 水中の有機物による汚濁を示すもの。
 水中の有機物を微生物が分解するときに消費する酸素の量で、数値が大きいと汚濁が進んでいることを示す。

SS(浮遊物質量)

 粉径2mm以下の水に溶けない物質のこと。水の濁りの原因となる。

大腸菌数

 水のふん便汚染の評価の指標となるもの。数値が大きいと人や動物の排泄物による汚染が進んでいることを示す。

pH値(水素イオン濃度)

 水中の酸性・アルカリ性の度合いを示すもの。
 0~14までの数値で示され、数値が小さくなるほど酸性が強く、大きくなるほどアルカリ性が強くなる。

COD(化学的酸素要求量)

 水中の有機物などによる汚濁を示すもの。
 水中の有機物および無機物を微生物などが分解するときに消費する酸素の量で、数値が大きいと汚濁が進んでいることを示す。

全リン

 水中における全てのリンの量を示すもの。
 富栄養化の評価の指標となる。​