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遠賀逸品 菜種油ができるまで

ページID:0002746 更新日:2021年8月30日更新 印刷ページ表示

 遠賀町では菜の花が有名ですが、川のほとりに咲く菜の花は種はできますが、食用にはできないものです。
 遠賀産の菜種は食用油に最適な『ななしきぶ』というエルシン酸の少ないものです。

(1) 稲刈りが終わると、きれいに整地し「ななしきぶ」を植え付けします

1.稲刈りが終わると、きれいに整地し「ななしきぶ」を植え付けしますの画像

(2) 春になると一面の菜の花畑になります

2.春になると一面の菜の花畑になります。の画像

 春の遠賀町は、菜の花畑に囲まれてとても綺麗な景色を見ることができます。

(3) 梅雨前に種ができ、乾燥してくると刈り取りの時期です

3.梅雨前に種ができ、乾燥してくると刈り取りの時期です。の画像

 刈り取り時期が早いと、熟しが足りず、時期が遅くなると、種がはじけてしまい、種を収穫ができなくなります。
 梅雨のこの時期、天気をみながら、収穫のタイミングをみます。

(4) 収穫した菜種は不純物を取り除き、乾燥され、製油工場に運ばれます

4.収穫した菜種は不純物を取り除き、乾燥され、製油工場に運ばれます。の画像

 製油会社では、さらにきれいに不純物を取り除きます。

(5) 菜種を丁寧に焙煎し、搾って完成!

5.菜種を丁寧に焙煎し、搾って完成。の画像1
 この時、きれいに乾燥がされていないと時間がかかります。
 焙煎の良し悪しで美味しい油ができるか左右されます。

5.菜種を丁寧に焙煎し、搾って完成。の画像2
 きれいに焙煎された菜種を搾っていきます。
 搾られた油は、タンクに移され油に含まれる不純物を沈下させます。

5.菜種を丁寧に焙煎し、搾って完成。の画像3
 沈殿しているものを除き、さらに和紙で濾されます。
 これこそ本物の一番搾り。搾りたての菜種油です。
 ボトルに詰め、ラベルを貼ると、『遠賀産菜種100%使用 一番搾り 菜種油』のでき上がりです。