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子どもの体験学習

ページID:0001445 更新日:2023年12月19日更新 印刷ページ表示

令和5年度活動体験教室 防災マスターへの道

 令和5年度は「子どもは支援される側ではなく、支援する側になれる!」をテーマとして、災害時に役立つ知識を身につけ、避難所でも自分ができることを積極的に行うことができるように5つの教室を開催しました。対象は町内小学校の4年生から6年生です。

 

1.遠賀川を知ろう(直方市 水辺館) ~自然にふれあう~

7月29日(土曜日)8時00分~16時00分
「水辺から見る遠賀川」をカヌーに乗って体感し、生き物調べや野鳥観察をした後、堤防が決壊した写真を見ながら防災について学びました。
穏やかに見える遠賀川でも実際に入ると・・・ 流れが早いこと、川幅が広いことがわかりました。

カヌー
「カヌー体験」       

2.わがまちウォッチング(遠賀町内) ~命は1つ~

8月19日(土曜日)8時00分~13時00分
ハザードマップで自分たちが住んでいる地域の災害が起こりやすい場所等を確認しました。その後、町内2カ所の水利施設をバスで巡り、雨がたくさん降った時の対応について説明を受け、排水処理設備などを見学しました。遠賀川河口堰では、河口堰に流れつくゴミの量や河口堰の役割について学びました。
この教室が終わった後、子どもたちから多く聞かれた言葉は・・・「家族に教えたい」でした。


わがまち
「水利施設から川へと流れる水」

3.避難グループワーク(食育交流・防災センター) ~本当に必要なものは何だろう~

9月24日(日曜日)8時30分~15時45分
第4回の避難所宿泊体験に向けて災害用のダンボールベッドを組み立てたり、避難時に自分に何が必要か全員で考えたりしました。昼食は専用のビニール袋でお米を炊き、9種類の缶詰を分け合って食べました。昼食後は避難時の癒しとしてバルーンアートを楽しみました。

教室を始める前に1番多かったのは水。この教室後には、子どもたちからはたくさんの実用的なものが出てきました。アイマスク、耳栓、携帯トイレ、懐中電灯、本など。​
避難
「避難時に持ち出したいものを発表」

4.避難所宿泊体験1泊2日(町立浅木小学校) ~ダンボールベッドでおやすみ~

10月14日(土曜日)14時00分~10月15日(日曜日)11時00分
ダンボールベッドを1人1つ組み立て、遠賀高校の生徒ボランティア5名と一緒にダンボールを使用したパーティション、ビニール袋を使用した雨かっぱ、新聞紙でスリッパなどを作りました。
夕飯はサバ缶を使用したトマトカレーとじゃがりこを使用したポテトサラダを作りました(じゃがりこポテトサラダは好評でした!)
夕飯が終わったら夜のパトロール。浅木小学校周辺をごみ拾いしながら懐中電灯を持って歩きました。
もちろん夜はダンボールベッドで寝ました(固い!眠れない!子どもたちの正直な声です)
​災害用のダンボールベッドって皆さん組み立てたことありますか?寝たことありますか?
この教室に参加した子どもたちは組み立てもばっちりできます。立派な防災マスターです!

 1泊2日 
 「ダンボールベッド組み立て」

 5.消防訓練(遠賀郡消防署) ~世界一受けたい授業~

11月18日(土曜日)9時00分~15時30分
消防署の緊急出動アナウンスを聞いて「出動まで何秒かかるか?」など皆で話し合ったり、消防士と同じ訓練を体験したりして消防士という仕事のすごさを実感しました。
​「町民の命を命懸けで守る」・・・ そんな消防士の訓練を体験して心に響く教室でした。

 消防
 「訓練前の準備運動」

 

【参加者・ボランティア募集】

令和5年度の活動体験教室は7月から11月に開催しました。参加者は13名。夏の暑い日も凍える寒い日も子どもたちは真剣に、かつ楽しんで参加していました。「また行きたい」「缶詰が好きになった」等、子ども同士で楽しみながら頑張りました。
令和6年度は「遠賀町」にスポットを当てて,地域に密着した体験活動を行う予定です。皆さんの参加を待っています。
また今回の体験教室は9名の地元ボランティアや遠賀高校、北九州市から派遣された1名のコーディネーターとともに運営しました。子どもの見守りを行いつつ、一緒に楽しみながら様々な活動を体験しました。子どもたちと一緒にここでしかできない体験をしてみませんか?ボランティアスタッフの参加も募集しています。