本文
遠賀のむかしばなし
発刊にあたって
小・中学生の皆さんの、家庭や地域での遊びや体験学習の資料として、学校週5日制の始まりに合わせて、この“いいつたえききつたえ”『遠賀のむかしばなし』の本を作りました。
むかしの子供たちが、秋の夜長や冬のこたつの中で、目を輝かせてお年よりや親たちから聞いた「郷土のむかし話」を集めてみました。
わたしたちのまち“おんが”の、水と緑と伝統が生み出し、あたたかく育てた「伝説」と、この中にこめられた人々の思いや心くばりを、このまちの将来を担う人たちが感じとり、“文化の香り高く、明るく、楽しい「まちづくり」”に生かしてほしいと願っております。
遠賀町教育委員会 教育長
もくじ
いいつたえ、ききつたえむかしばなし
- 一話 腰かけ石の話
- 二話 目すすぎの井戸
- 三話 地蔵庵の由来
- 四話 神盗人
- 五話 行満寺の秘仏さま
- 六話 底井野姥さん
- 七話 一夜で咲いた菜の花畑
- 八話 千間川の河童
- 九話 今古賀の義人
- 十話 おきよ地蔵
- 十一 話竜神の渕